母との別れ…


関西の学校を卒業と同時に、そこで就職、結婚。実家に残っていた妹も嫁ぎ、その間に父親が病死。実家で一人頑張る母親の様子も頻繁には見る事も出来ずに年数だけが過ぎてしまった。今年の連休には休みが取れず、遅ればせで貰えた一週間の休暇に里帰りをする事にした。子供は学校があるので私一人での里帰り。
二人だけで過ごす時間の中で、私は母に、今までの苦労や親不孝を詫びる、
母も私と二人きりと言う事で緊張感が解き放たれたのか、私の胸に頭を埋め涙ぐむ。
そんな母の背中を撫でさすりながら、久しぶりに見る母が一人の女性に見えてしまう。

要らぬ妄想を振りほどくように打ち消し、落ち着きを取り戻した母を起こそうとした時、
不可抗力で母の胸に手が触れてしまう。
「あっ・・・」

一瞬、驚いた表情を見せ母は身体を起こす。
並んで座る母は頭を私の肩に預け
「こんな風に寄り掛かるなんて初めてだね」と言う。
「そう言われれば、そうかもな」
「お前もいつの間にか大きく成って父親に成ってしまったんだね」
「それも、これも母さん達が俺の我が儘を聞いてくれたから」
「そんな事はないよ、お前の人生だから・・・。でも、こうやって何時までも、お前に寄り掛かって居たいわ」

私は寄り掛かる母の肩を抱きしめる。
母は更に甘える様に身体全体を預けて私の腕を掴んで来る。
無言のまま時間は過ぎ私は母である事を忘れたかの様に肩口に頭を預ける母に顔を近づける。

私の息が間近に感じる筈なのに、じっと目は閉じたままでいる。
私は理由も分からず、そのまま母の唇に軽く触れてしまう。
「私は母親なんだよ・・・。後悔しない?」
目は相変わらず閉じたまま呟くように言う。

「母さんは大丈夫?」
「私は後悔なんては絶対にしないから。そう思うんだったら、こうしてお前に寄り掛かったりしないから」
母の言葉に後押しされる様に私は母の唇を奪ってしまう。

その場に崩れる様に倒れ込む母、
夢中で唇を重ね  
母を貪ろうとする私。

胸元を端だけ乳房をまさぐる、
私の背中に腕を回し悩ましげに喘ぐ母。
乳房に顔を埋め片手はスカートの中を這い回る、
自ら腰を浮かし下着は太腿から膝を抜け足首から外して行く。

全裸にした母の上にのし掛かり私は夢中で猛り狂った物を母の中に沈み込ませる。
低く声を上げ私を迎え入れる母、
年齢的なものか潤滑油と成るべき愛液の量も少なめで、
それが逆に摩擦感が増し何とも云えず肉棒を刺激する。

擦る度の堪らない快感に、母の絶頂と同時に私も果ててしまう。
荒々しく胸を波うたせ呼吸をする母、暫くして母は身を起こすと脱ぎ散らかした衣服を両手で胸に抱え込むように部屋を出て行く。

「後悔しない」と言ってた母も、やはり息子の私とこう成ってしまった事に後悔してるのでは無いだろうか・・・と思いながら居ると、やがて母がパジャマに着替えて現れ、
「お前も、お風呂に入って身体を洗っておいで」と言う。
「あ…あぁ」
私は生返事をしながら浴室に向かう。

浴槽に身を沈めながら掌に残る   柔肌の感触。
何よりも膣の中での感触が萎えた肉棒に余韻として残る。
脱衣場の開く音がして「着替えを置いておくから」と母の声。

私は身体を洗い着替えを済ませ居間に戻る。
「お前の布団も敷いておいたから」
私の顔を見ずに言う母。

「母さん、さっきの事は、やはり後悔してるかな?」
母は顔を振り私を見る。
「後悔なんかしてないよ、お前に抱かれて嬉しかった」
私は愛しさのあまり立ち上がった母を、きつく抱きしめ
「母さん、改めて布団の所に行こう」
と囁いてしまう。

母は恥ずかしげに頷きながら、居間の灯りを消し襖を開ける。
小豆電球が灯る部屋に入ると母は無言で膝まづきパジャマの上から私の物に触れて来る。
母の手の動きに忽ち勃起する。

母の両手はパジャマにかかり静かに下ろし始める。
私の猛った物が母の眼前に飛び出す。

無言で口に含む母。
そんな姿を眺め私は咥させままま身体を横にすると母のパジャマを一気に引き下ろし、脚の付け根に顔を埋める、夢中で貪り合う母と私 。

再びの挿入では、母も声を上げ激しく身を捩り悶え喘ぐ。   
二度目の射精をして、落ち着いた私は母を抱きながら話をする。
母は親父が亡くなってからは一度も無く、と言うより生きている時も既にセックスな無くて、今日、私に抱かれる時も不安だったと話した。

その日から私が休暇を終えて帰るまでの四日間は求め合い、
今までの我慢した欲望を取り返すような勢いで肉体を重ね合って過ごした。
最後の夜、母は自らの意思で私の顔に跨がり淫らな肉襞を押し付け、腰を揺らす。

数日間の愛欲の時間、母は長年の禁欲生活から解き放されたように私の肉棒を貪る。
私も自分自身の何処に、こんな精力が有ったのか不思議なくらい要望に応え続けた。
最後の日の明け方近くまで欲望をぶつけ合い全裸のまま暫くの眠りに落ち込む。

私が目を覚ました時、既に母は起きて台所に立って居た。
「おはよう、もう少し眠っていれば良かったのに」
明るい声で母が言う。

遅めの朝食も終わり私は帰り支度の前に母の淫水で絖る身体をシャワーで洗い流す。
昼前に着替えも終わり、いよいよ帰る時間に成った時、母は淋しそうに、
「会いに来てくれて嬉しかった、ありがとう」
と呟くように言う。

「俺の方こそ、ありがとう又、近い内に来るようにするから」
「無理しなくて良いから、私は十分に満足出来たから後は家族の事を沢山、大事にしなさい」
別れがたく母を抱きしめる、母も私にしがみ付くように腕に力を込めて来る。

最後のキスを交わしながらワンピースの上から母の身体をまさぐる、
母の手先もジーンズの上から私の物を撫で擦って来る。
ワンピースの裾をたくし上げ下着の中に手を滑らせ熱く潤む淫部をまさぐる私。

母の指先がジーンズのファスナーを押し下げ私の物を取り出そうと忍び込んで来る。
私に堪らず母の両手をテーブルに着かせ背後からワンピースをたくしあげ下着を太腿まで押し下げる。

私の物を後ろから膣壁に押し当て母の中に進める。
「あぁぁ。これを忘れないから…母さん、これからも、お前のこれを忘れないから」
両腕で身体を支え喘ぎながら言う。

「母さん、また来るから、母さんは俺だけのものだから」
「あぁ。母さんはお前のものだよ、嬉しいぃ」
母の中に激しく放たれる   、
別れの時、後ろ髪を引かれる思いで実家を後にする。



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