キスしてはいけない人と、キスをすると不倫してしまいます。
それは家族ぐるみの付き合いで池田さんご夫妻と、一緒にキャンプに行った時の事でした。私達はお互いに新婚間もない若夫婦同士でした。
夫はご自慢の大型ゴムボートに池田さんの奥様を載せて琵琶湖の北にある竹生島に向かいました。
残された私達は、浜辺でお酒を飲んでいたんです。
池田さんのご主人は京都市内のデパートのコーナ主任をしていて私の目から見てもカッコいい男性でした。
6月の琵琶湖西岸でした。沖にはウインドサーフィンのカラフルな模様が行きかいます。
でもすぐ近くでおしゃべりをしていると思わず、ふっと顔を近づけたくなるくらい素敵な彼でした。
そんな私の軽いときめきの気持ちが伝わったのか、彼がふと悪戯心を起こしたんです。
「なんか、奥さんの直ぐそばでいるとキスしたくなっちゃう」
「えっ、ぃやだ。もう何言っるんですか」
「勿論、冗談ですけど、でも一度だけ軽くしてみません?」
その時すでに、私の心はざわついていたんです。
「一度だけって…」
彼の顔がすぐ前にありました。
でも私は顔をそむけずに、微笑みを浮かべて軽く目を閉じてしまいました。
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彼の息遣いを鼻先に感じたら、直ぐに彼の唇の感触を感じました。
(ぁん…..)
一度唇を話したら、心臓の鼓動が一気に早くなりました。
それで止めておけば板面で済んだと思います。でも彼は再び唇を合わせて来たんです。
夫のゴムボートはもう見えなくなっていました。二回目のキスは1回目とは比較にならない暗い気持ちのこもった本気のキスでした。
「ぉ、奥さん」
「だ、だめぇ」
自分でも恥ずかしくなるくらいの甘い声でした。
いきなり強く抱きしめられて三度目のキスは、お互いにどちらからともなく舌を出して絡ませ合いました。
私は半ズボンにタンクトップ、彼も同じような格好で解放感に満ちていました。
彼に抱きかかえられて湖畔のボート小屋の裏側に連れていかれた時はもう発情してしまっていたんです。
人目を避けるように小屋の壁に手を突いて、半ズボンとパンティーを降ろされて後ろから貫かれたんです。
夫のボートが帰って来るのを気にしながら、約30分間の刺激的なセックスでした。
やがて夫達が戻って来てからも楽しいキャンプは続きましたが、胸のときめきは家に帰るまで続いていたんです。