高校時代に、芸能活動をしてグラビアアイドルをしている美少女と愛し合った話 [エッチ体験]


高校時代に、芸能活動をして

グラビアアイドルをしているM美と美少女がいた

M美は雑誌のグラビアに何度か

水着で掲載されたことがあって

うちの学校ではちょっとした有名人。

もちろんS級にめちゃくちゃ可愛い美少女

学校のやつらはみんな雑誌みながら

オナネタにしてぬいてたもんな。

もちろん俺も毎晩のように抜いてた。

ちっちゃいヒモビキニやかなりきわどい

ハイレグ水着が俺のお気に入りで

そのページはすりきれそうになってたよ。

でも一年の時は別のクラスだったし

俺はサッカー部でなんだかんだ忙しかったから

アイドルのM美と知り合うキッカケなんかなかったし

廊下ですれ違ってドキドキしてるだけだった。

当時も今もそうなんだけど気に入った女の子には声かけずらいんだよねそんなこんなで1学期はあっという間に過ぎ夏休みも何もないままただただ部活に追われる日々。

おまけに夏休みの終わりには足の指にヒビいれちゃって練習も出来ないまま見学続き。

2学期が始ると3年は部活を引退しちまうので俺等2年の天下になる。

もちろん見学なんぞやってられねぇから部室でさぼってタバコふかしてた。

でもその日は部室の見回りがあるとの情報を得てとりあえず教室でさぼることに放課後の教室は誰もいないだろうと思ってたらなんとM美が一人ポツンと座ってた。

「Y君(俺)練習さぼってるの?あ、怪我してるんだよね」

ニコニコ笑いながら声を掛けて来たのはM美だった。

「ああまぁね」

とぶっきらぼうだなと思いながら俺がこたえる「今日はね、S子の家に遊びにいくからS子の部活終わるのまってるの。

一人で暇してたからよかった」

と相変わらずニコニコしている。

同じクラスになってからたまにおはようとかって声はかけられたことあるけどまともに話すのは初めてだったから妙に俺は堅くなってるのにM美はなんで平気なんだろう?とかまじでかんがえちまった。

その後も俺は「ああ」

とか「まぁ」

とかしか返事出来ずにいたのにM美はなんだかいろいろ喋ってくる。

真近で見るM美のかわいさにあらためて感心させられた。

「ねぇY君ってあたしの写真みたことある?」

と急に思いつめたような表情で尋ねられた。

「ああ、まぁ・・・」

「ねぇどう思った?」

「いや、いいと思ったよ・・・」

精一杯の返事だ。

「ホント?」

急に明るい表情に変わり、続けざまに「どの写真がよかった?」

と質問をぶつけてくる。

「・・・白いビキニのやつかなぁ・・・?」

と出来るだけそっけなく答えた。

「ええ~!あれ一番恥ずかしかったんだよ~。

だってメチャクチャ小さくてさもう恥ずかしくて恥ずかしくてって感じだったんだからぁ。」

と言いながら立上がりスカートの前で指で三角形を作り「こんなやつでしょ?」

と照れ笑いを浮かべている。

こっちの気なんかお構いなしに「横がヒモだったからほどけそうですっごい不安だったぁ」

とかスレスレの発言が続く。

毎晩お世話になっているグラビアのM美と現実のM美がシンクロしてチンポが堅くなりはじめていた。

「ヘヘ、でもY君がいいって言ってくれるならまた着ちゃおうかなぁ、あの水着撮影の後貰ったんだ!」

既にチンポは全開で立ち上がることはおろか足を組み直すことさえ不可能な状態になっていた。

初めてM美と会話してなんとなく盛り上がって来た時にお邪魔虫S子が部活を終え、教室に入って来た。

M美は何ごともなかったように、「またね~」

と言ってS子と教室を後にする。

俺はチキショーと思いながらも正直ホッとした、チンポが勃起し過ぎてうずくまりたい程痛かったからだ・・・Eは俺に気付いたらしく、「何やってんの、T(俺の名前)部活は?」

と聞いてきたので、俺は、「ん、サボリ」

短く答えると、「あんたねー、一応はキャプテンでしょ。

しっかりしたら」

俺は気にもせずに、「大丈夫だって、副キャプテンもいるし」

そう答えるとEは溜息を付きながら「真面目に聞いた私がバカだったわ」

と言うと、ロッカーからタオルを取って教室を出て行こうとしました。

何故か俺はこの時、Eをからかってやろうと思い、Eに声を掛けました。

「おい、ちょっと待てよE。

俺、お前に話があるんだよ」

と言うと、Eは何?というような顔をして振り向きました。

「実はさ、俺お前とHしてみたいんだよ」

普段のEなら、ここで殴られるだろうと思っていました。

しかし、Eの反応がいつもと違い、「な、何言っての!冗談ならいい加減にしなさいよ」

と言って、黙ってしまいました。

帰宅後、M美のグラビアをまじまじと見つめてみた。

何度も何度もオナネタにした俺にとっては愛着のあるページだ。

先程のM美との会話を思い出し、そうか恥ずかしかったんだなぁ、そりゃそうだよなぁこんな小さな水着だもんなぁ・・・この横のヒモがほどけそうだったのかぁ・・・当然のように1発抜いてすっきりとする。

いつもと違いなんとも感慨深いものがある。

と同時に放課後の教室でホントにM美と二人っきりで過ごしたのだろうか?と信じられない思いがしてきた。

いつも通り遅刻ギリギリで教室に飛び込む、視線が知らず知らずM美を探していた。

目に飛び込んだM美はいつもとなんの変わりも無い。

昨日のことがあって飛躍的な進展を期待した俺の頭はホントにおめでたいようだ。

結局いつもとなんの代わりばえのない1日を過ごし、当たり前のように部活に顔を出し、当たり前のように部室でさぼることにした。

部室に向かう途中昨日のことを思い出し、ふと教室に立ち寄ってみた。

当たり前のようにガラーンとした無人の教室はやけに寂しい。

昨日みたいなことはもう2度とねぇんだよ!と自分に言い聞かせ、やっぱ部室に戻ろうと振り返るとM美が立っていた。

「あたしいい勘してるんだ。

なんとなくY君が教室に来てくれるんじゃないかと思って駅から戻ってきちゃった。

えへ」

と微笑むM美は飛びかかりたい衝動にかられる程かわいらしかった。

俺は気のきいた言葉のひとつも捜せずに結局口をついたのが「ああ」

だった。

それでも昨日よりはまともに話せるようになり、とりとめのない、それでいて飽きのこない会話が続く。

時間はあっという間に過ぎ気がつけば傾いた太陽の光が廊下側の壁にまで達していた、駅まで一緒に帰ろうと言い出したのはM美だった。

まだ夏服のM美と並んで歩くと胸のふくらみやミニスカートから伸びるスラッとした脚、ボリュームのあるふっくらとしたお尻についつい目が吸い寄せられる、自制しろと自分自身に言い聞かせている時だった。

「昨日ね、Y君がいいって言ってくれた水着あるでしょ?あれ着てみたんだ。」

と俺の顔を覗き込む。

俺はドギマギしながら「ああ」

と答える。

「自分で見てもなんかエッチィかったよ、M美の身体ってなんかやらしいよね、自分でそう思った。

それにあの水着ってすんごい小さいでしょ?M美はヘアが薄いから大丈夫だけど普通の子は現場で剃るんだってスタイリストさんが言ってたよ。」

とまたまた俺の顔を覗き込む。

「ああ」

と答えたもののM美の『ヘアが薄い』

という言葉が頭の中を駆け巡り俺の中の男が一杯イッパイになっている、もちろん瞬間勃起を隠す為鞄の位置が妙に不自然になってしまった。

「Y君、M美の水着姿みたい?あは、雑誌で見て見飽きちゃってるよね」

イタズラっ娘の笑顔を俺に向けた。

これに関してはからかわれてるだけってのが直ぐに分かったし、そんなことはありえないことだったから冷静に返事が出来た。

「いや、見たいよ。

でも夏も終わりかけだし、怪我が治れば部活が忙しくなるし来年の夏休みに期待するよ。」

「来年の夏休みかぁ・・・」

ほんの一瞬悲し気な表情をみせたが、すぐに「ハハハ、そうかそうかY!M美様の水着姿を機会があったらみせてやろう、ありがたく思えよ」

とふざけながら俺の肩を叩いた時には駅についてしまった。

別れ際、「明日の放課後も教室で待ってていい?」

と聞かれ、迷わず「ああ」

と顔がほころびそうになりながら答えた。

さらにM美はうつむきながら「明日、M美の家誰もいないんだ・・・」

と独り言のようにぽつりとつぶやくと反対側のホームに走り去ってしまった。

帰宅したものの駅でM美と別れてから俺の頭はパニクっていた。

もともと無い頭を必死で働かせようとするのだが何一つ答えが出ない。

M美は普段じぶんのことを「あたし」

と言うのに今日は会話の途中から「M美」

と名前で自称していたこと。

「教室で待ってていい?」

つまり俺をM美が待ってるということなのか?どうしても信じられない。

「家に誰もいない」

家に誰もいないのは勝手だが、何故俺に言うのか・・・?まさかねそりゃねぇよなと、よからぬ妄想を必死でぬぐい去る。

俺のおめでたい頭は堂々回りを繰り返し眠りについたのは夜中3時を回っていた。

もちろん「いつものページ」

に3回お世話になったのは言うまでもない・・・翌日の学校はいつもと変わらぬ日常があった。

M美は女友達と一緒にいつものようにはしゃいでいる。

俺一人だけ心ここにあらずだった。

放課後のグラウンドで上半身の筋トレを終えると念のため仲間に「今日は医者に行く」

と嘘をつきグラウンドを後にした。

教室に向かう途中、閃いた!「そうか、これはドッキリカメラなんだ。

秋の文化祭にでも出品するつもりなんだ・・・教室に入るとクラス中の女子が大笑いで俺を迎えるって訳だ。」

こうなると俺の頭は回転する。

どのような状況でどのように切り返すかあらゆるシュミレーションを試みる。

すっかり準備が整い教室のドアを静かに開けた。

静まり返った教室の片隅にM美が一人佇んでいた。

俺は状況が飲み込めず心の中はアタフタしているとM美が唐突に口を開く。

「あのね、昨日ケーキ買ったの、あとね、紅茶も買ったの。

M美の家に来る?」

「ああ」

俺は全く状況が飲み込めないままとりあえず部室に着替えに戻り校門で待ち合わせをすることにした。

校門からちょっと離れた場所にM美はいた、俺が近寄るとニコっと笑い駅に向かって歩き出す。

駅迄の道すがら、電車の中で聞いた話をまとめるとこうだ。

M美のお父さんは1年前から海外へ単身赴任しているため、お母さんは習い事をしたり趣味の映画鑑賞や舞台鑑賞に明け暮れる日々だという、兄は地方の大学に進学し夏休みの帰省が終わり大学へ戻ったそうだ。

M美は自分の部屋で男の子と一緒にケーキを食べることと男の子が乗る自転車の後ろに乗るのが夢であり今日はその夢が二つとも叶うと喜んでいた。

俺は肩透かしを食らったようなホッとしたような複雑な気持ちだったが、反面ホッとしていた。

M美の地元駅の自転車置き場へ着くと嬉しそうに自転車の鍵を俺に渡す、M美は「わーいわーい」

とはしゃぎながら俺の後ろに横座りし俺の腰に手を回す。

自転車を漕ぎだすとM美は「嬉しい~楽しい~」

を連発する。

それだけならいいのだが背中にM美の柔らかい二つの胸がふわりと当たる感触にまたまた困ったことになってしまった(勃)いきなり「堅いんだね」

と冷や汗が流れるような発言をするM美、直ぐにサッカーで鍛えた腹筋のことだとわかりほっとするのも束の間、「今度は後ろに立って乗りたい」

といいだした。

一旦道端で自転車を止めるとM美は右足を荷台にかける、スカートの奥に一瞬白いものがチラリと見える。

俺のドギマギを見透かしたように荷台に立ち上がり俺の肩から首にしがみつくとさっきよりも強烈にM美の胸が背中に密着した。

M美の家に着く頃にはサッカーの試合を終えたような疲れを感じていたが、その疲れは今迄に経験したことのない心地良い疲れ方だった。

美の家はとても立派な築三年の一戸建てだった。

中に入るとまるでモデルルームのように整然とした空間が拡がり、いくら母娘二人だけの生活とはいえ片付き過ぎている感は否めない、我が家とはエライ違いだななどとあたりを見回しているとこっちがM美の部屋だよと手招きする。

一緒に部屋に入ると壁に見慣れた白い布地がかかっている。

『あの水着だ』

同時にM美も気付き慌ててハンガーごとひったくるように胸の前に抱え洋服ダンスに押し込む。

「見たなぁ」

とおどけた様子で軽く俺を睨むも、直ぐに「お茶煎れるからまっててね、あ、タンスの中見ちゃダメだよ下着も入ってるんだからね」

と言い残し部屋を出ようとする。

俺はここまで来たら逆に精神的安定を取り戻しており、「水着着てくれるんじゃないの?」

と軽口を叩いてみた。

「着る訳ないじゃぁ~ん」

と谷底に突き落とす一言を残し部屋を後にする。

洋服タンスへの欲求は高まる一方だがここまで来てM美の信頼を失いたくない気持ちが勝りなんとか踏み止まった。

それにしてもぼんやりM美の部屋を眺めて見ると想像していた女の子の部屋とままるで違っていた。

最近の新築らしく収納スペースがふんだんにあるのだがそれにしても整然としている、まるで外国映画に出てくる部屋のようだ。

ヌイグルミがそこかしこにあり、テーブルの上には化粧品などの男には理解出来ない小瓶の類いが散乱してるものと信じていただけに現実のギャップに驚くと同時にM美の意外な一面を垣間見た気がした。

部屋の外から「ドア開けて~」

とM美の声が響く。

ドアを開けるとお洒落なトレイを両手で抱えたM美が立っていたのでM美からトレイを受け取る。

M美は背の低いテーブルをベッドの脇に寄せると「ここに置いてね、座るとこないからここでいいよね」

とベッドに腰掛け自分の横を指さした。

ためらっていると返っておかしな雰囲気になりかねないので平静を装いM美の座るベッドの横に並んで腰掛けた。

トレイの上にはティーカップが二つとイチゴをちりばめたケーキが二つ並んでいた。

ふと汗と泥とむさ苦しい野郎どもに囲まれたここ数年を思い出し吹き出してしまった。

M美に話すと笑いながら「Y君もたまにはお休みしなさいって神様が怪我させてくれたんだよ」

と言い「こういうの楽しい?」

と尋ねられた。

「おお、もちろん楽しいよ、出来ることならこのままずっと怪我してたいな・・・ま、10月入ったら完全復帰予定なんだけどね」

「10月かぁ・・・」

M美の視線は宙を彷徨い言葉の真意が理解出来なかった。

ふと沈黙が続き、M美は意外な言葉を口にした「あのね、あのね、あの水着着ないとダメ?」

わずかに頬が紅く染まっている。

そ、その雰囲気でその言葉、それは俺に水着を着ろと言わせたいのですかぁ???といつも通りパニクりはじめ、そして例によって例の一言しか口に出ない。

「あ、ああ」

弾かれたようにM美は立ち上がり洋服ダンスを開けるとあの白い布地とヒモを胸の前で丸め部屋を出て行った。

俺は状況が把握出来ず痴呆のように呆然としていた。

時間にして僅か4~5分のことだったとは思うが、ひどくゆっくりと時が流れていた。

ふたたびゆっくりとドアが開くM美の気持ちを代弁するかのように少しづつドアが開く完全に開かれたドア・・・部屋の入り口にグラビアの中のM美が立っていた。

一瞬にして息苦しい程の緊張感が部屋中を満たす、俺のチンポは制服のズボンを今にも突き破りそうな勢いでそそり立っているのだが不思議とそれを隠そうとは思わなかった。

写真では分らなかったが、真正面から見るM美の水着姿は水着とはとうてい呼べない程布面積が少なかった。

全裸に小さな白い三角形が3枚張り付いているといったほうが正しいだろう。

胸の谷間ばかり強調されたグラビアカットと違い二つの大きな丸みのそれぞれまん中に細い紐だけで小さな三角形が支えられている、胸の下の膨らみも両脇からこぼれる膨らみも全てさらけだしていた。

やや視線を下げると愛おしい程美しい曲線を描いたふっくらとした股間があり、そこは水着を着るというより小さな布を”あてがって”あるといった表現が相応しい。

ドアを開けたと同時に全てを凍結させてしまいそうな程の緊張感が漂ったが、俺の食い入るような視線を感じ全身からすさまじい羞恥心を放ちはじめた。

「あんまり見ないで・・」

と消え入りそうな声とともに両腕で胸のあたりを隠し後ろを向く前と同様後ろの布地も小さくお尻の2/3は露出していた。

ハッと気付いたように今度は両腕をお尻に回しながら身体を横向けにしてお尻を俺の視線から逃がす。

横向きになったものの今度は横乳が丸見えになり手のひらで胸を隠しながら正面に戻ると慌てて股間のあたりを片手で隠しながら座り込んでしまった。

「もうこの水着全然身体を隠してくれないんだもん」

あまりにもストレートなM美の発言に軽く吹き出してしまった。

この一言で漸く息がつまりそうな緊張感と羞恥心から二人は解放されはじめていたM美はややぎこちなく無理矢理笑顔を作ると「どうなのよ?M美様の水着姿は?ちょっとやそっとじゃ拝めないよ~~」

と言いながらやや前屈みのまま立ち上がると「咽かわいちゃった」

と言い驚いたことにそのままの姿で俺の横に座り、テーブルの方向へ前屈みになりティーカップに手を伸ばす。

斜後ろ上から見下ろすM美の姿は全裸に紐が何本か巻いてあるだけのようにみえる、さっきしゃがみ込んだせいだろうかお尻はほぼTバック状態で形のいいボリュームたっぷりの二つの丸みが目に飛び込んでくる。

チンポは200%勃起状態のままだがそれをこそこそ隠すのはM美に対して恥ずかしい行為のように思え例え嫌われても軽蔑されても構わないと腹をくくってありのままをさらけだすことにした。

「ほんとはね、この水着大嫌いだったの」

「撮影の時、恥ずかしいを通り越してつらかったのね、水着も貰ったし雑誌も貰ったけどどっちも引き出しの奥にしまったままにしちゃった・・・」

「でも、この前Y君がこの水着がいいって言ってくれたからちょっと自信が持てるようになってY君になら着てるとこ見てもらいたいなぁって思ったんだ」

といつもの笑顔に戻る。

改めてM美のくっきりとした二重瞼や鼻筋の美しさハッとさせられ、柔らかそうな髪の毛、透き通るような白い肌、M美の身体を構成するパーツのひとつひとつに男の俺でさえコンプレックスを感じそうになる、M美の問いかけにも気の効いた返事が出来ない。

「ねえ、男の人ってM美の水着姿見るとどうなるの?」

M美は質問の真意をはぐらかしてはいるが明らかに俺の股間の異変についての確認だ。

俺は意を決し「大きくなって堅くなる」

とさすがにチンポという主語は省いて答えた。

「Y君は今そうなってるの?」

「うん」

「なんだか照れくさいけど嫌じゃないよ」

と意外にも笑顔で応じてくれた。

俺はM美を抱きたいという願望を持ち続けていた、がしかしである、せっかくこんないい雰囲気なのに何かをして全てをぶち壊したくないという気持ちが強かった。

だけど、せめて今そこに見えているM美の肩に手をまわし素肌に触れることは出来ないだろうかと悩んでいた。

俺の左側に座っているM美の左肩は距離にして僅か50cmしかし気の遠くなるような距離に感じられる。

俺は指先で軽く触れてみようと決心した力さえ入れなければ例えその手を払い除けられようと言い訳は出来る、あまりにも臆病な決断に自分自身情けなくなった。

そぅーっと左手をM美の肩へまわし指先で軽く触れてみた。

俺の意に反しそれがまるで何かの合図のようにM美は体重を俺にあずけてきた。

むき出しの横乳が俺の脇腹にフィットする、M美は顔を持ち上げ瞳を閉じた。

俺は自分でも驚く程スムーズに唇を重ねた。

まるっきり期待してなかったことだし、ましてキス以上のことなどありえないことと確信していたから予期せぬスペシャルボーナスを美味しく頂く感覚だった。

願わくば唇を重ねた時間が一秒でも長く続くことを望んでいるだけだった。

M美から唇を離す気配はまるで感じられないそれどころか徐々に体勢を整え益々そのボリュームたっぷりの身体全体を密着させてくる。

俺は試しに自信の唇の力を抜き舌先でM美の唇に軽く触れてみる、直ぐにM美の唇から力が抜け舌先と舌先が触れあった俺の問いかけに最高の返事をしてくれたことにエスカレ-トした俺は完全に自分の舌をM美の口に押し入れ互いの舌を絡めあった。

本能的にそこまでは上手くいったもののこの先どうしていいのか戸惑いはじめてしまった、落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせシュープレで読んだ初体験の記事を思い出す「髪の毛」

「うなじ」

「耳」

というキーワードが思い浮かび両手を使い手グシをいれるように髪の毛に触れ偶然を装い耳やうなじにタッチしてみる。

瞬間、電流が流れたようにM美の肩が震える。

「まずいかな?」

と一瞬不安がよぎるが互いの舌と唇は言葉にならない会話を続けていた。

もう一度冷静になれと自分に呼び掛けてみた。

ふと、M美の左手が俺の右太ももの付け根あたりに置かれていることに気付く。

M美の手首と肘のちょうどまん中あたりが俺のそそりたった部分にギリギリ触れている。

しかし触れているといっても制服の布地を感じるかどうかぐらいの触れ方だったのでM美は気付いてないのかもしれない。

そのことをどうしても確かめたくなり右手でM美の左肩に触れゆっくり肘のあたりまで撫でてみた。

M美の左肘に触れている右手に若干力を加えるとハッキリとM美の腕が俺のチンポに密着したので再び俺は右手を髪の毛に戻す。

M美は自由意志で自分の腕をチンポに押し付けた状態を保っていた。

俺はこの時になって初めて「もしかしたら」

という気持ちを抱いた。

それにしても唇を重ねてからどれくらい経っただろうか?5分かもしれないし1時間かもしれない・・・ふと初体験記事の『女の子も興奮する』

という一文が頭をよぎる。

押し付けられた胸、絡み合う舌、何より俺のチンポに密着したまま腕・・・M美も興奮してるんだと半ば確信し、俺の太ももに置かれた手の甲に手の平を重ねてみる、そしてゆっくりとM美の手を俺のチンポに重ね力を込めたが拒否する様子は全くない。

俺が手を離してもそのまま吸い寄せられたようにチンポの上に手の平を置いている。

こうなると実現不可能と思われた数々の欲望が頭をもたげてくる、先ずは脇腹に押し付けられている胸を露わにしようと、右手をゆっくりとM美の背中を這わせブラの結び目の上で止め反応を伺う、窮屈な体勢ながらM美はほんのちょっと肩を回す、逆の回転なら拒否だがほどきやすい方向への回転にM美のOKサインを汲み取った。

ともすれば震え出しそうな右手を押さえ付けながらブラヒモをほどき、次は首に回されたもう1つのブラヒモほどきにかかる、先程の一瞬の強気はどこへやらあきらかに動悸が高鳴りはじめた。

髪の毛が絡まないようにゆっくりと結び目をほどく、かなり時間がかかったが首にまわされたブラヒモは効力を失いただのヒモとなる。

しかしである、唇は重ねたままなので胸に目が届かない、しかもブラとしての役目を果たさない布切れは俺の脇腹とM美の胸の間に挟まれたままだ・・・・さすがに二人の間からこの愛おしくも憎らしい布切れを抜き去ることに躊躇しているとM美自信の手によってあっさりと引き抜かれてしまった。

うかつにも反射的に唇を離しM美の両肩に手をかけ二人の間に隙間を作り視線をオッパイに注いでしまった。

まんまるい二つの膨らみが露になった途端M美は両手で胸を隠し俯いてしまった。

全てをぶち壊しかねない自身の行動に動揺していると「M美だけ裸になるなんてズルイよ」

とちょっと拗ねたように呟く。

俺は慌てて立ち上がりワイシャツを脱ぎズボンを脱ぐ、とりあえずこれで二人ともパンツ一枚にはなったのだが俺のパンツ一丁とM美の半裸状態ではまるで意味が違う。

例え俺がチンポ丸出しにしても決して公平になるとは思えないのだが出来る限りのことをしようと考えおもいきってパンツを脱ぎさった。

M美の視線をいきり立つチンポに感じた瞬間だった、M美は立ち上がると両手で胸を隠したまま部屋を飛び出してしまった・・・・・勃起フルチンという情けない姿で呆然と立ち尽くす、思わず「なんてことをしてしまったのだ」

と頭を抱えベッドのふちにヘタレ込むとあっさりとM美が戻ってきた。

さっきまでの裸に水着のボトムだけという姿だが胸の前には折り畳まれた赤いバスタオルを抱えている。

M美はそのまま窓に近寄りカーテンを閉め電気を消しヘタレ込む俺に「どいて」

と声を掛けるとベッドの上にバスタオルを丁寧にひろげた。

相変わらず勃起フルチンで立ち尽くす俺に向き直りゆっくりと両腕を胸から下ろし二つの膨らみを晒してくれた。

カーテンを閉めたとはいえ外はまだ陽が残っている、M美の身体を鑑賞するには充分な明るさがあった。

M美はゆっくりと俺に近付き自分の胸を俺の身体に押し付けるように抱き着くと俺を見上げ「ゴメン逃げたと思ったでしょ?」

と微笑むM美に俺は声もだせず頷く。

「M美の初体験なんだよ、優しくしてね」

と真直ぐにみつめられた。

俺とM美は暫くの間向かい合ったまま抱き締めあった。

俺の顎の直ぐ下にM美の頭がすっぽりとおさまり髪の毛の香りに鼻孔をくすぐられる。

肩口から覗く真っ白い背中に先程までのブラヒモは存在しない、たかがヒモ1本の差でM美のセクシャルが何倍にも膨れ上がる。

なめらかな素肌の感触を確かめながら背中の隅々まで指を這わす、柔らかでツルツルとした感触の虜になってしまいそうだ。

M美の息遣いがうわずり始めたので、ふたたびきつく抱き締める。

陽に焼けた2本の腕が肌の白さを強調する。

M美の顔を持ち上げ唇の感触を味わう、互いの顔を右に左に替えながら唇と舌を確かめあう。

顔の向きの変化に連動するようにふとももや胸の触れ合いに強弱がもたらされ全身で互いの肌を感じあった。

互いの脚をからませると俺のふとももに他とは違う柔らかさと弾力をたたえたまぁるい感触が水着の布ごしに伝わりM美の身体が瞬間的にビクっとする。

俺のチンポは300%状態でどうにもこうにもといった様相でM美のやわらかな臍下あたりに密着している。

ふと、先程の『優しくしてね』

という言葉が脳裏をかすめ我にかえる。

まずい、俺ばかり楽しんでいる。

とはいえ俺だって童貞だ、処女のM美を上手くリード出来るとは思えない・・・と、とにかく落ち着こう。

唇を離しM美の横顔を胸で受け止め頬を撫でた。

頬を撫でる指先にM美の壊れてしまいそうなはかなさや脆さを感じ大切にしなくてはならない存在に思えた。

「俺も初めてなんだ、下手だと思うし優しく出来ないかもしれない。

でもM美を大切にしたいと思ってる」

青臭いが偽わざる気持ちだった。

「もう充分伝わって来てるよ」

俺の胸に顔をうずめ「お姫様だっこでベッドに連れてって」

と甘えた声で囁かれた。

中学高校とサッカーで鍛えた筋力がこんなところで役に立つとは思わなかった。

初めて自信を持って臨める行為だ。

M美の膝の裏と腰に手を回し軽々と持ち上げる。

「キャ、すごーい」

とても満足そうな笑顔をみせてくれた。

ベッドに連れてけといっても一歩しかないのでその場で一周してからM美の身体をベッドに横たえる。

真直ぐに伸ばした両脚の付け根にふっくら感を称えた三角形が強調されている今直ぐにでもひっぺがしたい衝動を必死に抑え、M美の首の下に腕を回し唇を軽く重ね、右の手のひらでM美の左胸に触れてみた。

初めて手の平で感じるオッパイはグレ-プフル-ツ大のマシュマロをプリンでコーティングしているような感じがした。

手の平全体で胸の形を崩さぬようにいろいろな角度から触れてみるとM美のあごが少し持ち上がる、先端の可愛らしい乳首を人さし指の腹で触れるか触れないかぐらいのタッチをするとM美の全身がビクッと震えた。

左の胸をそのまま右手に任せ左の胸に唇をつけ舌を這わすとM美の息遣いがどんどん乱れ激しくなってきた、もちろん俺の心臓は今にも爆発しそうな勢いで波打っている。

M美の手が俺の腰骨のあたりに伸びてそこで止まる。

俺はM美の手にそそりたつチンポをしっかりと握らせた。

もうなにがなんだかわからない、胸を揉む手に力を入れるなと言い聞かせてもかなり力が入ってしまう。

M美もチンポを握った手を動かす訳ではないのだがとにかくしっかりと握り続けている。

もういいだろう、もう大丈夫なはずだ。

M美の左腰骨にかかる結び目に手を伸ばしスルリとほどく。

股間にあてがわれていた白い三角形が張力を失い一瞬で半分近くの大きさに変わる。

反射的にM美は露になったその場所に手を伸ばしかけるがその手を止めお腹の上に置いた。

M美のフイをつき左側をほどいてしまったので右側は結び目に一旦手を掛け一呼吸いれる。

M美は顔を真直ぐ上に向け目を閉じている、心の準備は出来たようだ。

ゆっくりとヒモを引く、M美の肩がわずかにうわずる。

ヒモを引く手にかすかな抵抗を感じる、最後の結び目だ、さらに力を加えヒモを引っ張ると張力が消え股間を覆う布切れがさらに小さくなったがM美の秘密をかろうじて守っている。

心臓が口から飛び出しそうだった。

M美もさすがに俺のチンポから手を離し両手で口元を覆い「恥ずかしい」

と呟く。

俺はなにもかも限界だった、最後の白い布に手をかける、それでも最後の理性で一瞬の間を置きゆっくりとめくりあげた。

カーテン越しに沈みかけた太陽と夕焼けの明るさがぼんやりと部屋を包み、M美の脚元から注がれる僅かな明るさが真っ白い股間を浮かびあがらせた。

M美が言う通りヘアはかなり少なく秘丘の上部にわずかにそよぐ程度だ。

白くふっくらとした丸みをたたえた秘丘のまん中にクッキリと刻まれる一筋のクレバスを覆い隠すものはなにもない。

「見えてるの?」

あまりにもストレートな表現は激しい羞恥の現れだろう、顔が真っ赤だ。

俺は夢に迄みたM美の秘部を鑑賞したことで僅かながら落ち着きを取り戻した。

もう一度M美の肩口から両腕をまわししっかりと抱き締める。

”見えてるの?”の問いかけに「すっごくキレイだよ」

と耳もとで囁く。

「あんまり見ちゃダメだよぉ」

と泣き笑いの表情が愛らしい。

「あとでまた見せてね」

「うん」

と何故かすんなり頷く。

軽いキスを交わしながらM美の膝と膝の間に右手を滑り込ませゆっくりと脚の付け根に向かう。

目的地まであと20cmぐらいだろうか?両の太ももにキツク道を閉ざされる、一呼吸の間を開けてM美は僅かに膝の力を緩め道を開けてくれた。

太ももの吸い付きそうな肌の感触を楽しみながらゆっくりと進む、M美は両肩をうわずらせながら俺の背中にきつく抱き付いてきた。

ついにM美の股間全体を手の平で覆い尽くし中指全体に柏餅の合わせ目を感じる。

初めて味わうその不思議なやわらかさにたとえようのない満足感を得た。

中指の第一関節を軽く動かしてみるとかなりの湿度と更なるM美の秘密に誘われる。

M美は激しい吐息とともにしがみついてくる。

俺自身もふたたび激しい興奮に包まれるが力を入れるな力を入れるなと呪文のように心の中で繰り返した。

M美は息も絶え絶えで「M美、M美、準備が出来たみたい」

とうわ言のように呟く。

もう、なにがなんだか本能だけでM美に身体を重ねると亀頭にニュルリという感覚を覚えた途端あっさりと挿入が完了していた。

ハッと我に帰り、M美の表情を覗き込む。

眉間に皺を寄せ口を半開きにし神経を一点に集中し何かを必死で確かめている。

俺は腰を動かさずにM美の表情だけをみつめていた。

「痛い?」

「・・・大丈夫」

痛いようだ。

ほんの少しだけ腰を動かす。

「痛い?」

「・・・・・・大丈夫」

相当痛いようだ。

俺は肘と膝で自分の体重を支えM美に負担をかけないようにし、一切の動きを止めた。

M美の呼吸の乱れのせいなのかチンポにM美の収縮を感じ暴発寸前だが、M美の様子だけを伺うことに決める。

どれくらい経っただろうか?少しづつM美の呼吸が整いはじめてきた。

「だいぶ楽になったから少しだけ動いてみて・・・」

やっぱり痛かったようだ。

M美の反応をみながら出来るだけゆっくりと腰を動かす。

「それぐらいなら大丈夫そう・・・」

痛みはまだまだ伴うようだが間をおきながらゆっくりとゆっくりと腰を動かす。

一往復する度に快感に包まれることがなんとも申し訳ないのだがどうにもならない、数秒だったのか数分だったのか定かでないがともかく激しい絶頂を迎えM美の腹に果てた・・・・・俺はM美の柔らかい胸に顔を埋めた。

M美が優しく俺の髪を撫でM美の温かさに包み込まれる。

なんともいえない充実感がそこにはあった、M美も頬を紅潮させ「やり遂げた」

達成感を噛み締めているようだ。

しかし、M美の腹に放出した大量の精液が鼻につきとりあえず「後作業」

にとりかかる。

枕元のティッシュボックスに手を伸ばしM美のお腹を掃除する。

「こんなに一杯でるんだねぇ!」

とこっぱずかしい一言を浴びせられる。

「M美にメチャクチャ興奮しちゃったからね」

「M美も凄くよかったよぉ」

と嘘でも言ってくれたのが救いだった。

俺は慣れた手付きでチンポの精液をぬぐい去る、ティッシュをまるめてゴミ箱にと一連の動作を行った時にティッシュの一部がほんのり紅に染まっているのに気付きチラリと横目でM美を見た。

ベッドに敷かれた赤いバスタオルを引っ張り上げ股間をぬぐっていた。

陽が沈み、壁にかかるペンダントライトの淡い光が二人を包む、初めての体験を終えた気恥ずかしさや照れくささをを適度に誤魔化してくれる。

全裸のまま身体をよこたえた二人は暫くの間いろいろなことを語り合った。

M美は一年の時から俺のことを知っていたという。

学食にはサッカー部シートや野球部シートと呼ばれる一角があり一般の生徒が座れない暗黙の了解があった、なんの根拠もないルールなのだがそういう校風だから仕方がない。

三年の気まぐれで行われる部活対抗演芸大会は一年にとって地獄だ。

俺は満員の学食で何度も唄わされた、俺は音痴である。

あまりにも音痴なため学食が爆笑のうずに包まれた。

ただの変な奴だった俺だが、いざサッカーとなれば中学経験があり試合には唯一出場する一年としても次第に有名になる、M美も校内で開かれた試合を何度か見てたという。

「二年生になってYちゃんと一緒のクラスになってなんとなく嬉しかったんだよ」

Y君からYちゃんへ変わっていた。

「M美がおはようって声かけても、”おお”とか”ああ”しか言わないんだもん嫌われてるのかなぁ、雑誌のこと軽蔑されてるのかなぁとか悩んじゃったよ」

雑誌のことで軽蔑されるのは俺の方だよなと思い、正直に話すことにした。

学校でM美を見てはドキドキしてたこと、M美が掲載された雑誌を今でも持ってること、それを見て何をしたのか、全てを語りそして謝った。

M美は兄の部屋にころがってるエロ本のことや周囲から言われる「オカズにしました」

に慣れてしまったこと、反面こいつじゃ抜けねぇよなと言われる女の子も存在することなど男の生理をそれなりに理解していると語ってくれた「でも、Yちゃんがそんなふうに見てくれてたってちょっと嬉しいかも、えへ、抜けないとかいわれたら泣いちゃうよね」

本心かもしれないが慰められた気がした。

突然M美が「あ、まだこんなになってるぅ!」

と照れ笑いをうかべながらチンポを人さし指で撫でた。

「裸のM美が横にいるんだ、こればっかりはしょうがないんだよ」

事実、おさまる気配はまったくない。

「M美ね、いずれエッチするときのことはなんとなく想像出来たの、怖くて痛いんだろうなぁって、でも裸を誰かに見られるなんて考えられなかったよ、きっと恥ずかしさで死んじゃうかもしれないと思ってたもん」

言いながら羞恥に襲われ頬が染まる。

「最後にヒモほどかれた時は心臓止まるかと思う程恥ずかしかったんだからね」

口元に笑みを浮かべながら軽く睨みつける表情はドキリとさせられる可愛らしさだ。

「いや、ヒモをほどいた瞬間俺の心臓は止まりました」

とつまらないギャグをまぜ「もう一度見せて」

とM美の身体にかかる淡色の夏掛けをそっとめくった。

「恥ずかしいよぉ・・・」

と言うものの抵抗はしない。

相変わらず勃起状態では説得力がないのだが、放出の欲求よりも純粋にM美の身体を鑑賞したかった。

ペンダントライトが照らしだしたM美の身体は神々しさすら感ずる。

先程は無我夢中で気付かなかったが、曲線だけで構成される身体のアウトラインに思わず見とれてしまう「そんなにジィ~っと見られると恥ずかしいよぉ」

と言いながらも身体を隠さない。

俺はM美の一番恥ずかしい部分を凝視する、正面から見た時の唯一の直線だ。

M美は自身のクレバスを2本の指で確認するようにひと撫でし「ここを誰かに見られるなんてホント想像つかなかった、今でも不思議な気持ちだよ」

「どんな気持ち?」

「う~ん、メチャクチャ恥ずかしいんだけどスッゴイドキドキする、う~んもうダメェ」

とさすがに両手で秘密を覆ってしまうが、顔はニコニコしている。

今度は逆に俺のチンポのさきっぽを人さし指でツンツンし「どうすれば、小さくなるの?」

と真顔で尋ね、続けざまに裸や水着をみると必ず大きくなるのか?大きくなるのにどれくらいの時間がかかるかなどの質問を浴びせてくる。

結局、異性への疑問や好奇心を満たす為お互いの身体と時間をタップリ費やしてしまった。

恥ずかしいのだが、フイをつかれたM美のタッチに暴発し射精の瞬間まで見せてしまった。

玄関でキスをしてM美の家を出たのは23時を回っていた。

翌日は学校でどんな顔をすればいいのか悩みながら登校した。

おそるおそる教室に入るとM美はいつも通り女の子とはしゃぎ目も合わない。

M美はある意味我が校一番の有名人だ、うかつに昨日のことは喋れないと思っていたし俺からM美に声を掛けることはやめておこうと心に誓う。

昼休みになりいつものように学食のサッカー部シートで飯を食っていた。

「座ってもいい?」

とこちらの返事も聞かずに俺の隣に腰かけたのはM美だった。

一般の男子生徒が座ることはありえないのだが、たまに女子生徒が座ることはある、もちろん誰かの『彼女』

だ。

他のサッカー部員が目を丸くしている、他の生徒達もチラチラこちらを窺っている。

学食の一件はあっというまに拡まってしまったが、この日を境に俺とM美は公然の仲になった。

10月の完全復帰まで残された時間は後僅かである。

俺とM美は寸暇を惜しむように二人の時間を作り共に過ごした。

日が経つにつれ「ずっと9月ならいいのに」

がM美の口癖になった。

そして9月最後の土曜日をM美の家でいつものように過ごし別れ際の玄関で「明日の日曜日はどうする?」

と俺が問い掛けると、明日はお兄ちゃんが戻ってくるの、それで近所の叔父さん夫婦も遊びにくるって・・・」

と申し訳なさそうにつぶやかれた。

明日の日曜は9月の末日だ月曜にはとうとう10月に入ってしまう。

残念だが仕方がない、怪我がなければありえなかった夢のような数日間だしこれ以上望んではいけないと自分に言い聞かせた。

「明日一日会えないけど月曜にな、あ、でもこれからは週末だけになっちまうけどその分一杯一杯遊ぼうな」

と笑顔で返事をし玄関のドアを開けようとした時だった。

M美の瞳が潤んでいる。

あれ?っと思って「どうしたの?」

と尋ねると「抱き締めて、キスして」

と声が震えている。

「ばぁか、さっきまで散々やったじゃん」

と言いながらもとりあえず唇を軽く重ねた「M美のこと忘れないでね」

「あ?一日だけじゃん、大袈裟だよ。

じゃ、月曜にな」

と言うとM美の家を後にした。

日曜日は久しぶりにボンヤリ過ごした。

M美のいない時間はぽっかりと穴があいたような虚しさがある、偶然、放課後の教室で出逢いあっという間に駆け抜けた数日間を思い出し、まるで『M美ワールド』

に引きずり込まれたみたいだなぁなどと明日から始る現実(部活)にやれやれなどと考えていた。

月曜日の朝は部活の鬱陶しさとM美に逢える喜びがいりまじった複雑な気持ちだった。

まぁ、とにかくM美にあいたいといつもより早めに家をでた、駅を降りると学校までの道中が何故か早足になってしまう自分に苦笑した。

「M美M美」

と心の中でつぶやきながら学校に到着し勢いよく下駄箱を開けると、ピンクの封筒が入っている。

封筒を手にとると表書きは『Yちゃんへ』

裏をひっくり返すと『M美』

となっていた。

嫌な予感がした。

別れ話だろうか?ともかく教室でM美に会う前に中身を確認しておこう。

とりあえず部室に走り、おそるおそる封をきる。

『大好きな大好きな大好きなYちゃんへ。

今は月曜日の朝かな?それとも遅刻ギリギリだったから一時間目が終わったぐらいかな?どちらにしてもM美はその時間にA国行きの飛行機に乗っています。』

愕然とした。

『黙っていてゴメンネ、Yちゃんにだけは転校のことを告げようと最後まで悩みました。

でも、転校のこと知ったらYちゃん空港まで来ちゃうもんね。

部活に復帰する大切な日をそんなことで邪魔したくなかったし、見送りに来て貰ったらM美は飛行機に乗れなくなっちゃう・・・』

部活なんかどうだっていいじゃんかよ・・・単身赴任のお父さんと一緒に暮らすことが決まったのは夏休み前のことで、お母さんは9月に入ると同時にA国へ、M美は転校の手続きのため一月遅れの出国が決まったため近所に住む叔父さん夫婦の家で生活していたそうだ。

小さい頃からお父さんの転勤続きで転校を繰り返したM美はその都度友達と別れる寂しさや、お別れパーティなどで周囲にかけるわずらわしさを避ける為いつしか皆への手紙を先生に渡し転校を黙ってもらうことにしたらしい。

教室で初めて話した翌日最後の荷物をA国へ送ったのだが慌てて「白いヒモビキニ」

だけは部屋に残したという。

M美の家が殺風景で生活臭が感じられなくて当然のことだった。

『ホントはあの日(教室で話した日ね)S子に頼んでYちゃんを誘ってもらおうと思ってたの、転校する前に一度でいいからYちゃんとお話ししたいなって思ってた。

そしたらいきなりYちゃんが教室に入ってくるんだもんビックリしちゃったよ。

次の日もグランドのYちゃんを見てて部室にいくか教室にいくか見張ってたんだよ(えへ)・・・』

そうだったのか・・・何故気付かなかったんだろう?考えてみればM美は10月以降の話しをしたがらなかったし、すればかならず複雑な表情を浮かべていた。

『M美はYちゃんが最初の人でホントによかったと思ってます。

Yちゃんも初めてでドキドキしてるが伝わってきたけど最初から最後迄M美のことを考えて優しく大切にしてくれたよね。

周りの女の子から初体験の酷い話しばかり聞かされてたからM美はホントにホントに幸せでした。

一杯イッパイの優しさで包んでくれてありがとう・・・・・・』

便箋の最後に写真が2枚留めてあった。

一枚はこの間一緒に撮ったやつだ。

そしてもう一枚は同じ時に俺が写したものだろうか?M美の最高の笑顔が写っていた。

写真をひっくりかえすと5cm程の白いヒモが張られ裏書きがあった。

『自分の写真の中で最高の笑顔だと思います、M美はこんなに無邪気な顔でYちゃんを見てたんだね。

Yちゃんにでなければこんな顔は出来ないんだろうね!それと一緒に張り付けたのはわかるよね?わからなければ怒っちゃうぞ。

Yちゃんの心臓を止めた最後のやつだよ(恥ずかしい)』

便箋7枚に綴られた文字を読み終えた時には涙がとめどなく溢れてきた。

放課後まで何も考えられず結局部室で過ごした。

ふとガヤガヤとやかましいやつらが部室に近付いてきた、他のサッカー部員だ。

みんなM美のことは先生にでも聞いたんだろう、ガラの悪い連中だが気持ちのいい仲間だ。

無理矢理笑顔を作り一所懸命俺を励まそうとしているのが分る。

俺は黙って笑顔でスマンと頷き練習着に着替えると1ヶ月ぶりにスパイクを穿いた。

久しぶりのスパイクの感触はなにはともあれ俺を現実に引き戻してくれた。






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