子供も2人生まれ、そろそろ打ち止めだ!
と考えているとき、友人からパイプカットのことを聞いた。
色々な避妊の方法はあるが、ほぼ完全な方法は男性のパイプカット。
安心して、色々な中出しセックスを堪能したい。
早速、本屋で関連の書籍を購入して研究した。
懇意にしている医師にも相談をすることにした。
彼は「幾人かの医師仲間がパイプカットを終え、副作用などなく、優雅にセックスを楽しんでいる」と話してくれた。
彼はその場で、市立病院時代の同僚で、現在は泌尿器科・外科を開業している医師に電話で問い合わせてくれた。
すでに後には引けない。
その場で手術決定。
院長には、手術の内容と復活困難との説明を受けたが、手術は行うこととした。
手術は初体験。
女性の前で秘部を晒すのは、妻以外にはなかったので少々恥ずかしかったが、耐えることにしていた。
若い綺麗な看護師さんに促されて裸になり、決められた着衣姿に。
そして、まず陰毛剃りを受ける。
慣れているのか黙々と作業をこなしている。
未知の手術への恐怖心から陰茎は萎えていたが、若い看護師さんに触られていたせいか少し勃起し始めていた。
自らコントロールできないので、やむをえずそのままにしていた。
看護師さんの「ふふん」というような声が聞こえた。
院長は薬品をつけて何度も手を洗い清めている。
その姿をちらちら見ているうちに、私の陰茎も落ち着きを取り戻してきた。
いよいよ手術に入るのか、という恐怖心に駆られたのかもしれない。
手術の器具や消毒の薬剤を準備していたもう一人の看護師さんも加わってきた。
「手術を始める」との院長の言葉で、私は天井を見て対応することにした。
最初の看護師さんが、私の陰茎を押さえつけている。
もう一人の看護師さんが注射器や器具を院長に渡し、手術が始まった。
最初は局所麻酔の注射。
少々痛むが我慢して受ける。
そのあと、小さく切開して精嚢に繋がっている精子輸送のパイプをゆっくりと引き出す作業。
キューンという痛みを覚える。
さっきの注射よりも苦しい感じ。
耐えていた。
引き出したパイプを切断する。
左右二度の切断。
そして縫合。
医師の手術は20分ほどで終了。
そのあと、看護師さんから術後の注意事項の説明を受ける。
・3日間風呂には入らないこと、そのあと自分の手で精液を出すこと。
・射精は10回以上すること。
・1ヶ月間はスキンを使用すること。
・指定日(1月半後ぐらい)に抜糸するので来院すること。
など、丁寧に教えていただいた。
抜糸も無事済み、術後も安定した体調。
手術から2ヶ月後に精液の精子検査をすることになり、日時を指定された。
そのとき、依頼していた性病検査の結果も知らせてくれるという。
精液検査の当日はトイレで自分の手で精液を搾り出す。
うまくいった。
看護師に手渡して、しばらくして院長に呼ばれた。
精子は死滅したものも含めて見当たらないという趣旨の説明を受ける。
また、性感染症の検査の結果も知らされた。
感染症は見当たらない、とのこと。
安心した。
その夜、久しぶりにフルコースのセックスを妻と堪能。
妻も安心して中出しを楽しめるので良いという。
妻が一言、私に漏らした。
「浮気しやすいね」
そして、「でも、もう他人を妊娠させる心配はないからいいか」とも。
それを聞いて私も安心した。
2人でAV鑑賞などもする仲なので自然にこんな会話になっていた。
その後も、ゆったりとした愛する妻とのセックスは一日おきに続いていた。
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パイプカット手術の4ヶ月後くらいのこと。
通勤途中で、避妊手術やその後の検査、アフターケアをしてくれた看護師さんに偶然出会うことになる。
以前から共通の通勤ルートだったのだが気づかなかった。
彼女は私の顔や名前を覚えてくれていた。
なんとなく親近感を覚えていた。
仕事柄、手術のあとの性生活の知識もあるだろうと、彼女に教えていただこうと喫茶店に誘ってみた。
「お話をしてもいい範囲内でなら・・・」ということで、彼女の住まいに移動することになった。
案内されたのは、こぢんまりとした医師会借り上げのマンションだった。
結婚はしているが、旦那様は単身赴任中。
避妊手術の立ち会いはまだ半年ほどだが、補助的指導の中で、幾人からは色々な性生活のお話を伺っている。
結婚しているから分かることは話せる範囲で助言している。
など、割りと気楽に話してくれる。
性病検査にまつわる話題も、彼女自身の青春なども語ってくれた。
すでに親友になったような雰囲気になっていた。
旦那様とは看護学校時代からの付き合いで、籍を入れてまだ数年。
医師や看護師、スタッフなどの人間関係。
恋愛、結婚、不倫の関係、婚外のセックス関係などを細かく教えてくれた。
一方で彼女は、私が妻一人を相手にして婚外のセックスフレンドはいないこと。
風俗利用などはないこと。
口が堅く真面目な性格であることなどを確認したようだった。
それにしてもその場の勢いってのはすごい。
私もすっかりその雰囲気に呑み込まれていた。
「手術から4ヶ月ほどになる。どうだろう、お願いできないだろうか。簡単でいいから検診していただけないだろうか?」
そんなことを私は口にしていた。
彼女はにっこりと笑顔で、「いいですよ。私の知識の範囲でよければ」と承諾してくれた。
指示されるままシャワー室で丁寧に洗い清め出てくると、初めは下を向いていたペニスも、彼女の“触診”が始まると少しずつ硬くなり始めた。
袋を手でよく触診してから、陰茎の先端まで丁寧に素手での検診。
陰茎を指で包んで上下に動かしたりもした。
その頃になると、陰茎は上に向けて勃起し始めていた。
ひと通り検診を終えて、彼女は言う。
「手術の跡もほとんど修復している。縫い合わせのデコボコもなくなって手術前に戻っていますね。もう激しい動きをしても大丈夫でしょう」
そして控えめの言葉を使って付け加えた。
「立派なモノをお持ちです。硬さも大きさも。奥様は幸せですね」
そして突然、私の上を向いている陰茎に頬ずりをしてきた。
私の陰茎は臨戦体勢、我慢も限界。
彼女が人妻であることなど、どこかに消えてしまっていた。
彼女を抱き締め、キスの嵐。
押し倒し、いきなり挿入してしまった。
彼女も興奮のあまり叫び声を上げながら迎え入れている。
ガンガンと彼女の中を突き続けた。
10分余りの激しい突き上げに、とうとう射精の快楽が襲ってきた。
「イキますよ。奥にイキますよ!」
「中に、奥に思いっきりください!」
私は唸りながら射精を始めた。
クグッ、クグッ、クグッ・・・と断続的に射精していった。
彼女は声を出し、震えながら受け止めている。
そして彼女はぱたりと静かになり、ぐったりと仰向けに倒れこんでいる。
ティッシュで拭き清めてから彼女の横に横たわり、彼女を抱き締め続けた。
やや置いて、彼女が口を開いた。
「こんなに感じたの久しぶり。ううん、一番感じたセックスかも。心臓の鼓動も感じ取れました」
まだ20代の私は、30分ほどして再び復活してきた。
体位を変え、再び陶酔の宴に入っていった。