いつもの飲み屋のバイト。
その日はとても暇だった。
7時半頃まで客はゼロ。
まあこれはさほど珍しい光景でもない。
今日のバイトは俺だけ。
あと店内には厨房で働く店長のみ。
店長のボヤキや悪ふざけっぽい冗談を聞きながら、気の抜けた状態で俺はヘラヘラと笑っていた。
そんなのどかなタイミングで店の扉のベルの音がした。
チリン、チリ~ン。
「いらっしゃいませー」
威勢よく声を出して入口を見ると、元気そうでハツラツとした感じの子と、少しツンとした洒落た服装の可愛い&きれいな女の子2人組が店に入ってきた。
(可愛いなぁ。うわ!もう1人の子は美人だなぁ)
心の中でそう思いつつ、俺は彼女達を席に案内した。
可愛い客が来るだけで不思議と力が漲るものだ。
元気な子の方は気さくな感じで、キモ系な俺にも普通に話し掛けてくる。
もう1人の綺麗な方はやっぱりどこかツンとしていて、まあ別に注文を取ったところで1つも笑いやしない。
近くで見ると2人とも若そうだなと感じたが、まあとりあえず可愛いし、俺はいいところを見せようと、いつもよりキビキビと仕事をこなしていた。
そんな俺のつまらない頑張りは違う方向に報われたのか、次から次へと客が入ってきた。
店内は一気に忙しくなった。
それでもまあ俺は頑張り続けていた。
時折、女の子2人組の方を見ると、これも仕方のないことだが、次から次へとナンパにトライする男達が現れていた。
それでも俺は、(彼女達はお前等なんかに引っかからないもんね、頑張っている俺のことを好きになる可能性が高いんだもんね)と自分を勇気づけながら客の注文を次から次へとこなしていった。
そして数時間後・・。
彼女達はすっかり泥酔していた。
店内の男達は全て彼女達に狙いを定めていたかのようだった。
楽しそうに話をし、踊ったりふざけあったりしていた。
客足も収まり手の空いた俺は、まあこんなもんだよなと思いつつ厨房の裏に座り込んでいた。
そして彼女達は帰り、それについて何人かの男が出ていった。
(なんだよ、あんなにツンツンしていたくせにヘラヘラ笑ってさ)と心の中で俺は呟きながら次々と仕事をこなしていた。
それから数時間経った頃だろうか。
店の電話が鳴り、俺は電話を取った。
「あのすみませんが、ウチの娘が友達とそちらの店に行ったと聞いたのですが・・・」
俺が電話口でまごついていると店長が電話を代わってくれた。
様子を見ていると、いつも恐い店長がしきりと謝っている。
そして電話を切るなり常連客の数人を呼び出して、あの可愛い女の子達がいそうな所を聞いていた。
そして女の子達についていった男達の住まいなどを聞き出し、俺に「探してこい」と言う。
どうやら彼女達は未成年で、電話を掛けてきたのは片方の親父。
そして、見つけられなかったら警察を呼ぶと言っているらしい。
仕方なく俺は店を出て、客で来ていた男達の家を探しに行くことになった。
(コリャ、大変だ)と思い、俺は急いで店を出た。
そして1件目。
呼び鈴を鳴らすが、誰も出ない。
常連客のアパートだし、人がいそうだったのでノックしてノブを回すと、ベロベロに酔っている男がトイレで寝ていた。
俺が、「◯◯さんいますか~」と常連客の男の名を呼ぶ、とフラフラになった状態のそいつが返事をした。
で、笑いながら、「××ちゃん(俺)どうしたの?」と言いつつ床にヘタリこんだ。
「今日、ウチの店に来た女の子達、◯◯さん連れて帰りましたよね?」
そう言いながら電気の消された家の中を見回すと、意識朦朧としている様子のさっき女の子達がいた。
それも1人は半裸、もう1人は全裸でベッドと床に横たわっていた。
俺は事情をその常連に話した。
常連はいい加減ベロベロ。
「ダメ俺、やろうと思ったけどもういいや、かなり若そうだし。××ちゃんに任せるよ。もう寝るわ」
そう言うと、壁の方を向いて寝に入ってしまった。
俺はどうしようと思いつつ、まず元気で健康的そうだった方の子に近づいた。
近づくと、意識はあった。
俺はどうしていいのか分からないので、「帰りますよ」と声を掛けてみた。
彼女は全裸だった。
胸が凄え大きい。
ちなみに乳輪も少し大きい。
そして俺の顔を見て、「あー、さっきの人ー」と指を差して笑い、俺にもたれかかってきた。
心臓がドキドキした。
彼女は童顔だけど、本当に大きなきれいな胸をしていた。
どうにかしたいものだったが、俺の頭の中には同時に店長の怒った顔が浮かんだ。
(まず帰さないと。服を着せなきゃ)
そう思い、部屋の中に散らばった服を拾い集めた。
どっちがどっちの服かはだいたい検討がついた。
服を拾い集めるとき、元気な方の肉付きの良い尻の下に彼女のオレンジのTシャツがあった。
それを拾おうとするタイミングで彼女の尻に触れた。
凄え柔らかい。
俺は集めた服を彼女に渡して、「着てよ」と言った。
ちなみにもう1人のお洒落な女の子方は上半身裸で下着1枚で寝ていた。
顔は若い浜崎あゆみみたいな感じだった。
仰向けに寝ているせいか胸は小さく見える。
下着は薄い色だったが派手でカラフルだった。
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元気な方はまだ服を着ないで、「どうしたのー?」とか俺に言っている。
妹風甘え口調だった。
激萌えだ。
でも毛は見えている。
ちょっと薄かった。
とりあえず俺は浜崎似の方の服を着せようと考えた。
「服着させるの手伝ってよ」と元気な方に言ったら、全裸のまま芋虫歩きで近づいてきた。
そして、「Aちゃん、寝てるのぉ?」と言って、乳首を両手でツンと指で軽く押した。
浜崎似の小さな胸にある乳首が少し立ってきて、やはり小さめな乳輪が引き締まったように見えた。
顔は本当に綺麗だ。
体は凄く痩せていた。
「お兄さん、着せてあげたらぁ、ヘヘヘヘ」
元気な女は笑った。
笑うと愛嬌があってさらに可愛い。
しかも健康的な体を晒したままだ。
俺は頷いて、浜崎似の方を起こそうと肩をつついてみたが起きない。
頬を触ってみたがやはり起きない。
しかし女の人の体って柔らかい。
ここで元気な方はまたフザけて、「起きてぇ」と言って彼女のピンク色の乳首を摘んだ。
浜崎似が鼻から抜けるような変な声を出した。
もう俺はオッキして大変。
浜崎似の方のパンツの中も見てみたくて仕方がなかった。
でも仕事中と自分を戒めた。
俺は浜崎似の背中を起こして服を着せようと試みた。
元気な方は全裸のまま横になっていた。
そこでどうしても欲望を抑えきれず、浜崎似に服をちゃんと着せるフリをしてパンティを引っ張り上げてみた。
少し毛がハミ出た。
そしてさっきと同じ少し変な甘い声を出した。
そのハミ出た毛を直そうと思ったが、さすがにアソコを触るのは気が引けて下着を上から少し拡げるようにして毛を見た。
そこそこ濃いように見えたけど、ちゃんと処理をしているようだった。
そしてブラを掛けた。
これで見納めと思い、不器用なフリをしてじっくり乳首を眺めた。
触る勇気はなかったが、こんな綺麗な子の胸を生で見られるのは最後かもと思い、瞼に焼きつけ下着をハメた。
初めてだったが意外と簡単に普通にハメられた。
そして複雑なオシャレ服を順番に着せた。
最初に会った時のツンツンした彼女に対して、とてつもない征服感を覚えた。
そして残ったもう1人の元気な方を見た。
少し眠そうだった。
「服着ないの?」と冗談ぽく聞いてみたら、「うん、着る」と言っていたが動く様子はなかった。
「仕方ないなあ」と言って俺は服を着せようとした。
まずパンツを穿かせようトライしたが、うつ伏せ気味に寝そべっているので上手くいかない。
そして片足に下着を通そうとして、「仰向けになれる?」と聞いたら動き出したのだが、弾みで彼女の股が大きく開いてしまった。
俺は物心ついてから初めてマジマジと見る女性器に心臓発作寸前だった。
(ウワ、見ちゃった)と思い、彼女の顔を見上げて目が合うと、「ウフフフッ」と笑っていた。
俺は彼女の健康的な足を揃え、パンツを穿かせた。
途中、またふくよかな尻を触ってしまった。
その時、俺は両尻を持って少し上に上げようとしたため、彼女の尻の割れ目を大きく拡げてしまったようだ。
彼女は「あーん」と少し感じた声を出しながら、ビクッとして尻の肉に力を入れた。
そしてブラジャー。
彼女に、「両手をあげて」と言うと素直に応じてくれた。
モロ見えのワキに興奮した。
そしてブラジャーをハメようとするが、変に体の力が抜けているせいか、今度は上手くいかない。
やっとハマった、と思って彼女の胸を見てみると、乳首が飛び出していた。
もういいかと思い、そのまま乳首を掴んで下着の中に押し込めた。
何か弾力があって柔らかかった。
で、また彼女の顔を覗き込むと、「エヘヘヘ」と笑っていた。
可愛い、本当に可愛い。
こうしてなんとか服を着せて家まで送り届けた。
おんぶした時の浜崎似の恥骨が心地良かった。
元気な方には肩を貸してあげたが、弾力のある胸が何度も顔に当たったりして気持ち良かった。
こんな贅沢三昧をしつつ元気な方の家に送り届けると、家の前ではショボくれたおじさんが立って待っていた。
おじさんは彼女を叱るような感じで軽く怒鳴った後、俺に「ありがとうな」と言ってくれた。
「ありがとう」は俺の方が言いたいぐらいだ。
でも、少し申し訳ない気もした。
後日談。
あの後、店長にも褒められた。
しかし、あの時に全ての運を使ったのではないかと思うぐらい今はモテない。
そんなある日、駅の改札で浜崎似と偶然会った。
相変わらずオシャレな格好で目立っていた。
俺がドキリとして彼女を見ていると、彼女は俺に気づき、「あぁ、あのお店の人じゃない。こんにちわ。またお店に行くね!」と笑顔で去って行った。
俺はドキドキして何を答えたのか覚えていない。
全然ツンとしていなかった。
しかも、まったくあの夜のことは覚えていない様子だった。
妄想とか幻と思われても仕方がないが、確かに俺は彼女の裸を見たのだ。
本当に不思議な一夜だった。
その後、俺はあの店を辞めてしまい、彼女達とはそれきり会っていない。
でも最高の想い出として心に残っている。