青山に『A』ってクラブがあったのね。
『A』は東京中の遊び人が集まるクラブで、一見さんは入店するのに行列しなきゃならないし、IDチェックもあるような人気の箱だった。
それで、そのクラブの近所には『O』っていうBarがあったんだよ。
『A』は基本的に再入場禁止の箱だったんだけど、一部の常連はもちろんスルー出来て、『O』と行ったり来たりして遊ぶのが常だった。
当時のオレは21~22歳で、そんな常連の一人だったんだけど、ある晩いつもと同じように『A』と『O』を行き来して遊んでたのね。
で、『O』のカウンター席でバーテンや常連の友人達と下らない話しで盛り上がっていると、カウンターの端にいかにも“頑張っちゃって遊びに来ちゃいました”って感じの女子大生っぽい娘が2人と、その片方の彼氏っぽい彼女達と同年代の男が1人、話題に入れずにキョロキョロしながら飲んでたわけ。
声を掛けてあげると、彼女っぽい方の子が喜んで飛びついてきてオレの隣の席に来たんだけど、その時点で既に泥酔状態。
彼氏はおどおどしながら愛想笑いを浮かべて、「いや、僕はいいっす」って感じでカウンターを離れて店内席の方に行っちゃったのね。
その瞬間、酔った彼女はオレに抱きついて来て、オレの胸に顔をくっ付けてキスして欲しそうにトロ~ンとした眼でオレを見つめて唇を突き出すわけ。
軽くチュッてしてあげると嬉しそうに笑って、もっとって感じでさらに抱きついてくるのね。
「彼氏いるのにマズイでしょ」ってオレが言うと、「だってお兄さんカッコイイんだもん」って言いながら自分からキスしてくるわけ。
(ああ、絶対彼氏が後ろで見てるなぁ)
そう思いながらも、オレも調子に乗ってディープキス。
会ってから5分と経ってないし、もちろん名前も知らない状態。
オレは常連達の中ではダントツで最年少だったんだけど、周りにいる常連の友人達は、ああ、またやってるよって感じでニヤニヤしながらオレを見てた。
で、こいつヤレるなって思ったオレは、彼女の手を引いて店の外に連れ出したんだよ。
『O』は小さなビルの2階にあったんだけど、階段を下におりると彼や彼女の友達が探しに来た時に見つかるなと思って、逆に3階に上がったんだ。
オレがふざけた様に、「エッチなことしようか」って言うと、嬉しそうにニコニコしながら、「うん、したい」と彼女もうムチャクチャ酔っぱらってるわけ、可笑しくなっちゃうくらい。
3階の踊り場で彼女を壁に寄りかからせながらディープキス。
服の中に手を入れて直接乳揉みすると、冬でオレの手が冷たかったせいか一瞬ビクッとする彼女。
笑いながら、「手ーつめたーい」と言いつつ、さらにディープキス。
この時点で知り合ってから7~8分ってのが笑えるでしょ。
冬だったせいで彼女は結構着込んでたから、上着を上手く肌蹴させる事が出来ず、乳舐めは断念。
引き続き首の隙間から手を突っ込んで乳揉みしながら、脚を彼女のミニスカの間に突っ込み、太腿で股間を刺激すると突然、「あぁ~ん!」と大きな喘ぎ声。
その声が唐突すぎるのと、その場所に不似合いだったこともあり、オレは一瞬たじろぎながらも思わず苦笑いしてしまった。
たぶんオレはニヤけ顔だったと思うけど、「なに、気持ちいいの?」と彼女の耳元で聞いてみると、喘ぎまじりの必死そうな声で、「気持ちいぃ!」と、全然周りが見えてないような酩酊&感じぶり。
オレはキスで彼女の喘ぎ声を遮りながら、パンスト・パンツの上から彼女の股間を愛撫し始める。
全体を摘む様に揉んだり、中指でクリの辺りにブルブルと刺激を与える様にすると、彼女の膝がガクガクっとしてその場に崩れ落ちそうな感じ。
オレも酒のせいでかなり酔ってはいたんだけど、彼女とは対照的に割と冷静だった。
だからその状態に興奮するというよりも、可笑しくて、そんな状態を楽しんでいるって感じだった。
つまり、その時点ではまだ勃起もしてないわけ。
(これは直接手マンする前に自分のチンポを勃起させなきゃいかんなぁ・・・)
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なんてぼんやりと考え、右手で彼女の股間を刺激しながら、左手で自分のベルトを外し、チンポを振ったりして勃起させようとしたのね。
半立ちぐらいになった時点で、今度は彼女のパンスト・パンツと素肌の間に直接手を突っ込み手マン。
陰毛までは簡単に手が届いたんだけど、割れ目に届かせるには結構大変で、力一杯右手を突っ込んだ。
彼女スッゲー濡れてて、もう感じまくっちゃってるんよ。
体がガクガク、ブルブル、ビクンビクンとオレの指の動きに合わせて反応しまくっちゃうような状態。
もう一度確認しとくけど、場所は小さなビルの階段の踊り場で、この時点で彼女とは知り合って10分足らずってとこねw
オレは相変わらず、より一層大きくなりそうな彼女の喘ぎ声をキスで遮り、そろそろ入れちゃおうかなぁなんて思ったのね。
その時、2階の店の扉が開き、彼女の友達が彼女を探しに出て来たんだよ。
普通はここでヤベッとか思ってやめようとするんだろうけど、オレは酔ってたせいもあってか、急いでチンポをブチ込んじゃわないとって咄嗟に思ってたw
まぁオレの睨んだ通り、彼女の名前を呼びながら階段を下りて行っちゃったんだけどね。
で、彼女を後ろに向かせ、パンツとパンストを一気にずり下げ、チンポを挿入。
グニュって感じで、すんなりと根元まで入っちゃた。
オレの下腹にくっついた彼女のお尻がやけにひんやりして、スベスベしてたのが印象に残ってる。
チンポを挿入すると、彼女はさっきまでとは逆に小さな声で、「あゥ、あゥっ」って感じに口をパクパクさせるような状態だった。
チンポがブチ込まれただけで、もうイッてしまったんじゃないかと思える位に感じまくってる彼女とは裏腹に、オレの方はあんまり興奮して無かったし、あんまり感じても無かったよ。
ただ、こういうシチュエーションで突然SEXが出来そうな状態になったんで、とにかく挿入まではもっていこうと思っただけ。
2階から下の方に探しに行ってた彼女の友人が戻って来て、店の入り口で店員と、「どこにも居ないんですぅ」なんて話してる声がしたかと思うと、突然階段を上がってきた。
足音がどんどん近付いてくるんだけど、オレは割と冷静で、彼女を壁に押し付ける様にチンポを挿入したまま、顔だけ振り向かせてディープキスをしてた。
オレは黒いロングのダウンコートを着てたんで、それですっぽりと体が隠れて、彼女の友達からは結合部分は見えないだろうと思ったし、激しくディープキスをしてれば、オレ達を見つけても近付いては来ないだろうと考えた。
実際には、彼女の友達からどう見えてたかは分からんが、酔っていたオレには、そんな事はどうでもいいことだったんだよね。
ただ思った通り、オレ達を発見しても近寄っては来ないで、呆然とその場に立ち尽くして見ているだけだった。
オレは彼女の友達に気付かぬふりをして、彼女とディープキスを続けたよ。
すぐに彼女の友達は下りて行っちゃったんだけど、2階に下りるなり、「居ましたぁ」なんて報告する声が聞こえてきたわけ。
オレはまだ全然イケてなかったんだけど、急いで彼女からチンポを引き抜くとパンツ・パンストを引き上げた。
もちろん自分の方も彼女の愛液まみれのチンポをパンツに仕舞い、急いでベルトを締め直したよ。
案の定、彼女の友人は彼女の彼氏を連れて戻って来たんだけど、その時には彼女は床にへたり込んでしまい、酔いとSEXのせいで半分意識が飛んでるような状態だった。
オレは彼女の横にしゃがんだ体勢で、彼女の看病をしているかの様なふりをしたよ。
「いや~、完全に泥酔状態みたいだね」と彼氏に言うと、「本当すいません、ご迷惑をかけて」と苦笑いでオレに頭を下げる。
彼女の友人は直前までの出来事を見ていたわけだが、もちろん彼氏にそんなことを報告するわけはない。
3人で彼女を支える様にして店に戻ったんだけど、その間も彼女は時折、満足そうな笑顔でオレに目配せをしていた。
店に戻ると彼女達はすぐに帰ってしまったんだけど、本当にあっと言う間の出来事だった。